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【BBCニュース】第二次世界大戦後初めて海外で戦闘に加わる日本の自衛隊

T. Katsumi
2015.10.23

2015年7月16日、英BBCが報じた安保法制反対国会前デモの様子。刺激的なタイトルが話題を呼びました。若者が牽引する形で全国に広まった抗議デモ。その国会前の白熱した様子を、BBCのウィングフィールド東京特派員が国会前から伝えます。

原文記事

東京は長く、暑い、「政治の夏」を迎えようとしています。街は、安倍首相とその政府に対する怒りに満ちています。

日本では近年最大級のデモがいま起きています。今夜、この向こう側には、およそ1万から2万人の人びとが集まっています。彼らは毎晩ここに来ています。なぜここに来るのか。あの国会議事堂の中で、つい先ほど、委員会で新しい法律が可決されたからなんです。この法律により、日本の自衛隊は第二次大戦後初めて、海外で戦闘任務に就くことになります。

国会議事堂の中でも、反対派の議員らが採決を阻止しようと、熱い戦いが繰り広げられています。日本ではひじょうに希な光景です。

議事堂の外では、この新安保法制を違憲だと宣言した、9000人の学者のうちの一人が演説しています。

国会で参考人陳述を行った法政大学の山口二郎教授:

「安倍首相は法律を作ることで憲法を変えようとしています。 これは憲法解釈の否定です。日本の自由民主主義は戦後最も深刻な危機に瀕しているといえるでしょう。」

従来は無関心で政治に興味がないとされていた日本の若者たちも、急に目覚めたようです。

記者:

「最も怒りを感じているのは、新法制についてですか?それとも安倍首相に対してですか?」

元山仁士郎さん(国際基督教大学の学生):

「新安保法制と安倍首相の両方に怒りを感じています。新安保法制は、憲法や憲法九条に違反しています。安倍首相は憲法のことも、憲法解釈も理解していません。だから、日本の民主主義は危険な状態にあります。」

安倍氏が木曜の本会議採決で敗れることはないでしょう。しかし、これから日本の未来を懸けた長い戦いが始まるのかもしれません。

デモに参加する人たちは、ただ日本の若者たちが再び海外で戦闘することを止めるために、ここにいるのではありません。 これは日本国憲法とは何か、という戦いなのです。彼らは、日本国憲法はアメリカから与えられた大切な贈り物だと思っていますが、国会の中にいる安倍首相やその周囲の人間は、アメリカの占領軍によって日本に押しつけられた屈辱であり、最終的にはなくしてしまいたいと考えているからです。


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