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<前編>とっとり起業フォーラム2017 【地方での起業とは。鳥取県での未来を切り開く起業】Part3

坂脇奈緒
2017.02.22

2017年1月26日(木)に開催されたとっとり起業フォーラムのイベントログになります。

どうすれば起業家は増えるのか

本間:ということで時計を見るとあと10分しかないということになっているんですけど、会場からね、質問とか投げかけをいただきたいなと思うんですけど。

勝屋:そうですね、感じたことでもいいですし、本間さん、すごくビジネスの中でいろんな経験をされていますし、僕は地域で活動するというのをやっているので、何でもいいので、ちょっと聞いてみたいという方がいらっしゃったら、勇気いるかもしれませんけど、挙手していただけますでしょうか。

本間:こういうときに最初に手を挙げる人って、結構その後ね、活躍する人が多いんです。

本間:そちらの方から。

海老根智仁氏(以下、海老根):はい。

本間:まじですか。

海老根:まじです。

勝屋:ちょっと僕から紹介させてください。次のセッションを取り仕切る海老根さんです。僕の周りには、たくさんの経営者いるんですけども、特にリスペクトしてる人です。鳥取大学が人間力を高めると言っていますけど、人間力を10年前ぐらい言っている権化です。愛の権化です。

海老根:うるさい(笑)

勝屋:ハードル上げてます(笑)。

海老根:僕は次のセッションで話題にしようと思ったんですけど、本間ちゃんに聞きたいのは、起業したい人間をどうやったら増えるんだっけ? この土地で。

本間:結局、起業っていうのは、自分の中から、気持ちから生まれてくるものなんですけれども、結局それを決意として形にするまでにすごい時間がかかる。

僕なんかも、結局、一回自分で学生時代、8年間経営して、そこそこ有名になったりして、調子乗った時期もあったんですけど。だけど、もう二度とやるまいと思っていました。しんどいです。

資金繰り、人間関係、裁判が、何だかんだ、いろんなことが起こりますから。全部自分ですよ。「やってられない、こんなことは」と思ったりした。だから、もう二度とこういうことはやめて、平穏無事にサラリーマンで生きていこうと思って、僕は13年間サラリーマンをしていたんですけど。

勝屋:でも、サラリーマンでも輝いていたね。

本間:まあ、サラリーマン的ではなかったと思うんです。サラリーマン失格的な、余計なことやってましたけど。それでもサラリーマンという枠の中でやっていた。

でも結局世の中を良くしたいとか、自分が思っている問題を解決したいと思ったときに、起業しか手段がなかったんですよ。起業はあくまでも目的じゃなくて、手段として。

皆さんそうですけど、やりたいことがあって、その手段が起業であったということだけだと。こういうのが僕は一つのスタイルかなと思ったんですけど。

それを含めて、起業スタイルという人が、最近、ワイフストップという言葉があるんですよね。うちの奥さんはすごくよくできた人なんで、そういうストップはなかったですけど、やっぱり不安に思うじゃないですか。つぶれたらどうするの、とか。

勝屋:あるね。

本間:で、ワイフが止めると。アメリカでもよくある話なんですけど。それが、いろんな気持ちが強くないとできないので、いかに気持ちを形にするかというのがハードルになる。

そういう意味で、ここの中にいらっしゃっても、なかなか踏み出せない人がいる。それをじゃあ、どうするのかと言うと、多分海老根さんの質問の答えになるんだと思うんですけど、僕が一つ言えるのは、やっぱり事例をつくるとか、失敗した人を責めないとか、セカンドチャンス、サードチャンスをあげるとか、それがないとやれないですよね。

例えば、僕マラソンやるんですけど、マラソンって最初に走ったときが一番しんどいわけですよ。だけど、2回目、3回目やるときには、そのしんどい思いをしたくないから、もっとトレーニングを、準備をして臨もうと。

僕、今まさにそれで、1回目で失敗したこといっぱいあるわけです。人の使い方とか、会社のマネジメントの仕方とか、いろいろ失敗しました。

だけど、今は、全てのそういう瞬間が訪れたときに、あのときどうだったかな、と。うまくできていなかったなと。今回こうしようって、何回も思いながら。

それでも失敗するんですけど、そうやって、何回も何回も経験を積んでいくと、もっともっと上手にやれるにも関わらず、あいつは1回失敗した、と止めちゃうわけですね。それがいけない。

勝屋:周りの人が。

本間:そうです。もちろん、人に迷惑をかけることになるんですよ。1回失敗すると。

そのときに、どういうふうに対応したかというやり方を見ても判断できるわけだし、やっぱり2回目、3回目、失敗を含めてもっと挑戦をしていけるような土壌を作ることだったり、あとは、とりあえずやってみたら、という気持ちで応援する人がどれぐらい出るか、ですね。

「失敗したらどうするんだ」というのと、「とりあえずやってみたら」というのが、両極端であるんですけど、大体、「失敗したらどうするんだ」でみんな止めるんだけど、そんな無責任なことは言わないでほしい。

失敗したらどうするのと言うのは、非常に無責任なことだと思う。その人の可能性を全部摘んじゃっているので。それを摘まないでほしいな、と。

「お前が失敗したらお前の責任だけど、まあやってみれば」と言うぐらいが、一番の応援だと僕は思っているんですね。なので、そういうみんなで盛り上げようとか、そういうのはいいことだっていうカルチャーなり雰囲気をつくるということが一つ。

決してお金をあげたりとかじゃないと思う。別に今日の賞金返せとは言ってませんから大丈夫です(笑)。でもお金をあげても、商売になりません。お金のないところから作れる人が商売人になる、それがビジネスですから。

「家賃払わなくてもオフィス使えますよ」、いいですよね。だけど、家賃払えない人が、商売しないほうがいいと思うんですよ。

そういう間違った支援じゃなくて、苦労話を共有してあげたりとか、困ったときにすぐ相談に乗ってあげたりとか、そっちのほうがよっぽどいいわけですよ。そういう、親身になって、膝を突き合わせて、何かあったときに、いつでも話聞くよ、みたいなところが、実はすごい支援になったりするかなと僕は思うんですけど。

勝屋:僕、言っていいですか。本音でしゃべれる人を増やしたらいいと思うんですよ。僕の場合で言うと、海老根ちゃんもそうだけど、困ったりしてると、ほんと怖いじゃないですか、人生。不安なときあるじゃないですか。

僕のパートナーの祐子さんが、一番、僕の本音の相手なんですけど、「全然そんなこと気にする必要ないよ」みたいに言ってくれて、「ああ」となる。だから、本音で言える社会ってなかなか難しいですよ、本音で言えないじゃないですか。でも、本音で言える人をちょっとでも増やしたらいいかなって。

本間:そうですね。なので、こういう場所が1回あったことが、どれだけ皆さんの人生に影響があるのか分かりませんけれども、何かここでちょっと思うことがあれば、それをできれば忘れないでいただいて、何か次のステップにつながる、あるいは人から何か話をもらったときに、それをサポートする側として、何か伝えていただけるものがあればなと思ったりしていたところで、時間が来ております。

勝屋:すいません、海老根さんの答えになっているか。

起業の第一歩に着手するには

本間:もう1個ぐらい。

勝屋:もう1個ぐらい、勇気出して。じゃあ、僕指名しよう。

本間:挙がりました。

勝屋:お名前と、すみません、何か所属があれば言っていただいて。拍手お願いします。

(会場拍手)

参加者A:ちょっと、発表しようというだけで手を挙げてしまったんですけど。

本間:お名前は。

参加者A:タケシといいます。

本間:タケシさん。

勝屋:何か所属はありますか。

参加者A:病院で勤務しております。

勝屋:あ、ほんとですか。

参加者A:こういう場所で、自分がすごい方だと思う人に話しかけていくというのは、とても勇気がいるんですけど、そのへんはどういうふうに突撃していくというか。

本間:そこですか。

勝屋:僕、すごいと思う。もう、突撃しちゃってるから。拍手。

(会場拍手)

十分です。

本間:大丈夫です。

勝屋:大丈夫です。かっこいいです。まじで。

参加者A:ありがとうございます。

本間:一つ言うと、チャンスをつかむって、起業家の大事な仕事です。起業に向けての第一歩じゃないですか。何がキーになるのかって考えてみると、やっぱり人に対して積極的になることです。

余計なことは言わなくてもいいんですけど、言うか言うまいかと思ったら、やっぱり言うし、人に対して関わるし、人に対して伝えるし。

積極的に人と関わらないところにはチャンスは生まれないので、起業家たるや、隣の飛行機で横になった人と話して出資してもらおうかぐらいの勢いで。僕はやりませんけど、やるぐらいの勢いじゃなきゃいけないので。

チャンスはどこにでも転がっているから、それをつかむ。それをつかむためには、人に対して積極的になる。多少、なんか言われたりとか、変な目で見られても、それはもうへこまない。そこがやっぱり大事なので、と思っていればやっていける。でも、今日はもう第一歩も二歩も踏み出されましたから。

勝屋:なんで手を挙げようと思ったの?

参加者A:本間さんがさっき言われたことによって、手を挙げようと思いました。

勝屋:おー。

鳥取県には日本一きれいな星がある

本間:もう1人ぐらい手を挙げる方がいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。

勝屋:どなたでもいいですよ。井田ちゃんとか、何かありませんか?(強引ですがw)井田さんは情熱的な鳥取県庁の職員さんです。拍手。

(会場拍手)

強引ですみません、いつも。

井田:いえ、なんか当てられるような気がしてたんで。質問じゃなくて、報告なんですけど。

先ほどお話があった、経済産業省の始動というプログラムで、勝屋さんが講師をされて、僕が参加者で参加していて。

そこでも、鳥取県を盛り上げるテーマとか事業として、鳥取の町って日本一きれいな星があって、それを鳥取経済みんなでうまく活用して、食べ物だったりとか観光だったりというところで活用して、先ほど勝屋さんがキーワードが嫌いとおっしゃったんですけど、経済活性化につなげていきたいと、1年ぐらいかけていろいろ、県内外お話をしていく中で、いろんな方に協力をしていただいて、情報が外に出るようになって。

実はこのたび、この年末ぐらいから、ついに鳥取県庁が、星取県という形の。

勝屋:星取県?

本間:蟹取県の続きです。

勝屋:面白いね。

井田:盛り上げる取り組みを、新しく来年度の事業として、政策的な取り組みとしてやるような動きが出てきました。

ということで、ずっとい続けるということと、先ほどもおっしゃってたと思うんですけど、外の方にもいろいろ刺激を受けたので、自分もそれをやり続けてこれたし、仲間も増えてきたということで、今日、お話を伺って、本当にそのとおりだなというのを実体験として初めて感じることができました。以上です。

本間:ありがとうございます。

勝屋:ありがとうございました。素晴らしい取り組みだね!応援しています!

(会場拍手)

司会者:本間様、勝屋様、ありがとうございました。今一度盛大な拍手をお願いいたします。


Part1

https://logl.net/469

Part2

https://logl.net/471

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