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【G-Scan2】知らないでは済まない!?エーミング 1/3 [書き起こし:オートアライアンス]

オートアライアンス
2018.03.08

【全3話】インターサポートの宮原部長より、『B.P作業におけるスキャンツールの必要性(カメラ・レーダーのエーミング)』という内容で、業界の最新情報をお話いただきました。

参照動画:https://youtu.be/sy8afbf0Ato

今回のお題目は、鈑金や塗装作業におけるスキャンツールの必要性。

整備だけでなく鈑金や塗装工場、ガラス屋さんもターゲットに入ってきますが、そういった工場さんでカメラ・レーダーのエーミングというものによって、他の理由もありますが、スキャンツールの必要性が高まっていますよ、というお題目になっています。

まずは主題(B.P作業におけるスキャンツールの必要性)。なんでスキャンツールが必要なんですか?元々整備工場さんでは売ることも出来たし、買ってもらってきたけれども、鈑金屋さん、塗装屋さんは「そもそもこんなのいらないよ」というのを言われ続けてきたというのを、皆さんの営業活動の中で実体験としてあるかと思います。

元々こういった診断機、故障診断機とかエンジン診断機と言われてきただけありまして、エンジンを中心に普及が始まっております。

排ガスの規制と戦うためであったり、今で言えば省エネと言うんですか、1ℓあたりのガソリンでより遠くまで走れるように、よりパワーを出せるように、というところから電子制御、コンピューターを使った制御と言うものが始まってきまして、それがミッション、ABS、エアバックといったところから普及が進んできたんですけれども、近年、自動車の安全性、快適性というものを向上させるために、それがいろんなボディ周り、例えばパワーウインドウひとつであったり、ワイパーひとつであったり、といったところにもコンピューターがどんどん付くようになってきています。

コンピューター1個あたりの単価の低減であったり、配線が軽くなって車両重量に与える影響が少なくなってきたり、いろいろな要因がありますが、付いてるコンピューターが増えてきている。

それが原因となりまして、特に車両が事故によって入庫した場合に、通常、整備であれば調子悪いところを見れば悪い原因が大体あって、例えば燃料が吹かないのか、あるいは圧縮が足りないのか、そういった見方だったかと思うんですけど、例えば事故で運転席から当たってきた車であっても、助手席側の方のタイヤハウス、あるいはその周辺の配線とかにダメージが伝わってしまうことが往々にしてあります。

それが、ぶつかったところをきれいに直してあげても、その事故とは直接的に関係ないように見える場所の方にダメージが広がっていて、何かしらがある場合、付いたチェックランプは消えませんし、そういったものに対してノーヒントで立ち向かっていくとすれば、車を全部配線をばらして見なければいけない。これは途方もない労力になってしまいます。

そういったことで、こういった診断機を用いることによって、断線であればどの辺が断線しているのか、どの辺が組み付けした後に正常に動作しない部分であるのかといったものを見極めていっていただくことで、作業の短縮に繋げていただくことができます。

ですので、ディーラーさんから受ける作業であれば、完成検査をディーラーさんに一回お戻しするとかできるかと思いますが、やはり民間から受ける作業というものも当然ございます。そういった際に自社でなるべく完成まで持っていって、「故障コードはありませんよ」、「きっちり動きますよ」と言う状態にしてお返ししましょう、と言うのが鈑金塗装で必要な点のうちのひ一つ目です。

今回のお題目ですが、ASVとか、エーミングとか、よく日刊自動車新聞とか整備戦略、BSRとか、色んな冊子、雑誌で言われたりしていますけど、そういったものが搭載された車ですと、調整・更生作業というのも、こういったスキャンツール、診断機と呼ばれるものを用いて行うということがございますので、また必要性が出てきております。

車輌の安全性確保、納車品質の向上、これは事故前にかっちりしていた、言ってしまえば新車同然の状態であった車であれば入ってきて出て行く時にはまた同じような状態にして、走行による劣化があるものはアライメント等も含めて入庫する前よりいい状態にして、まっすぐ走れるようにしてお返ししてあげましょう。そのためには色んなツールが必要になってきますよ、ということになってきます。

ASVと盛んに言われるけど、何?、ということなんですが、自動車業界は三文字略語、四文字略語が非常に多いです。ASVは、Advanced Safety Vehicleという英語の略、先進的な安全技術の略、そのままです。そういった先進安全技術(ASV)が付いてるものが、先進安全技術搭載の自動車、要は先進安全自動車と呼ばれるものになります。

どうしても新聞や報道を見ても、ASV=カメラ・レーダーと思いがちですが、実際にはこういった色々なものがございますのでちょっと意外と言うか。お題目とずれるところで普及が進んでるもので、横滑り時の制動力、駆動力も制御・調整の装置と言われるものもASVに入っていますので、こちらですと走っている車の6割はもう普及が進んでいます。

反面、ペダル踏み間違い時の加速制御、コンビニやスーパーマーケットとかでアクセルとブレーキを踏み間違えて正面に突っ込んでしまったというのを防ぐ技術とかですね、まだまだ走ってる車に対して普及が進んでいないといったものも含まれておりますし、国が盛んに自動運転というものを技術として開発・革新していくように進めております。

よく自動運転レベルいくつというのが使われていたりしますけれど、アメリカの交通安全局の指標がよくレベルいくつというので使われていたりします。五段階なのでレベル5が最高と思われがちですが、0から4で、4が一番最後です。

レベル0が旧代の自動車です。自分でハンドルを握って、アクセルで進んで、ブレーキで止まってください、というもの。一番最後が、例えばナビで目的地をセットしたら、自分はもうハンドルを離して寝ていてもたどり着きます、というものがレベル4です。今現在走ってる車で主流になっているのがレベル1、あるいはレベル2の車です。

レベル1が1種類の運転操作を支援するシステム、これがさっき言ったVACとかいうものを搭載していればOK。レベル2が2種類以上の運転操作を支援する高度なシステム、例えばカメラなどによって車線逸脱を防止したり、ミリ波のレーダーによって高速道路を走っている時に前の車に車間を合わせてくっついていきますとか、そういったものが二つ以上搭載されるとレベル2になります。

今年実験を始めて行きたいとおっしゃっているのがレベル3。これが駐車場内、高速道路内、同一車線であればOKといった、区切られた交通条件の中で自動運転が出来る。目的地までは辿りつけないけれど、限定的に自動でハンドル・ブレーキ全てやってくれるのがレベル3となっております。

まだまだ自動運転のゴールに向けて技術の革新、どんどん新しい技術を自動車メーカーさんも開発している途上にございますので、これから、先ほど言ったASVのための先進装置の普及が進んでいく。あるいは、今まだ普及が進んでいない、市販の車には全然ついていないシステムがこれからどんどん搭載されてくるということがまだまだ起こりえます。


▼エーミングに必要な工具と作業環境の条件はこちらかご覧ください。

https://note.mu/autoalliance/n/nb6fba16636c7

▼エーミングセミナー(動画)
第一話 https://youtu.be/sy8afbf0Ato
第二話 https://youtu.be/892zgJWZ69o
第三話 https://youtu.be/IPrWfwjuluc

▼講演ログ
第一話 https://logl.net/617
第二話 https://logl.net/625
第三話 https://logl.net/632

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